通信教育をはじめる上で、タブレットと紙教材ってどっちがいいの?と悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。始めるからにはちゃんと取り組んでほしいですよね。そこで今回は、紙の教材とタブレットのメリットとデメリットを解説したいと思います。

我が家の長男は、小1からチャレンジタッチをしています。紙教材を利用しているママ友にも話を聞いてまとめました。


タブレット学習は楽しい!
勉強習慣が身につく
タブレットでの学習は、視覚・聴覚を刺激して子ども達の喜ぶコンテンツが盛りだくさんです。自ら進んでタブレットを開きたくなる楽しいコンテンツも多いので、子供達にまず勉強をする習慣をつけさせたいというご家庭にピッタリです。

カラフルなアニメーション画面や音声で説明もわかりやすい(読むだけではなく耳からも入ってくる)ので、子供の勉強への好奇心をアップさせてくれます。
マル付けが不要◎
共働きで忙しいご家庭も多く、子供が1人で勉強を進めてくれると助かりますよね。タブレット学習だとマル付けを自動でしてくれて、間違った箇所は説明をしてくれたり、解き直し問題を出してくれるので安心して子供だけで勉強させることができます。
親がマル付けをして間違いが続くと、キツイ口調になってしまったり、「なんでわからないの!」と怒ってしまったりする場面もあるかもしれません。その点、タブレットで自由に自分のペースで勉強できるのは、子どもにとってもメリットになります。

間違っている音が聞こえても、「わからないから教えて」と言われるまでは見守っています。

学習状況に合わせた問題を出してくれる
間違いが続く問題や苦手な問題は、タブレットが自動で選別して、繰り返し学習することができます。
自分自身で苦手な箇所を克服するまで解くことができるので、学校の勉強でつまづいたまま次の新しい勉強に進んでしまったということを防ぐことができます。
小2で習うかけ算をあやふやなままにしておくと、小数のかけ算になった時にまたつまづいて負の連鎖がとまらなくなってしまいます。わからないが大きくなってしまう前に、しっかり学習できるのもタブレットの魅力です。

新しい漢字を習った時に、漢字は合っていても書き順が違うと【ブー】と音が鳴って解き直しになる点が特に良いと思っています。書き順の間違いは、勉強をしている時にずっと見ていないと気づけませんよね。タブレット学習の良い点だと感じています。
タブレット学習のデメリット
続けているタブレット学習ですが、ここはちょっと…と思う点もやはりあります。(個人差はありますが)
- 視力が低下しないか心配
- 勉強中の体勢が悪い
- 簡単に解けてしまう
YouTubeをみたりゲームもしているので、タブレット学習のデメリットに視力低下をあげるのも違う気もしますが、(YouTubeとゲームの時間の方が断然長い)タブレットの画面を集中して見るので、視力低下が気になったり、横になった体勢でも解けてしまうというデメリットがあります。
そして、少し難しい問題でも選択肢の中から選べばいい問題も多いので、「本当に分かってるのかな?」と疑問に思うことがあります。

学校の勉強には問題なくついていっているので、本当にわかっているようです◎
通信教育をやっている長男の周りの友達も、ほとんどがタブレット学習です。自分自身で楽しみながら勉強してほしいというご家庭にぴったりの教材だと思います。


紙教材は自分で考える力が身につく!
じっくり考えて学習に取り組む
タブレットと違い、問題を読んで、わかるまで自分自身でしっかり考えないと問題を解くことができません。考え抜く力がつくのは、これからの学習をしていく上でとても大切なことです。
机で勉強をする習慣もつくので、しっかりとした学習習慣をつけさせたいというご家庭にはメリットになります。

記憶に残りやすく身につく
音声や動くアニメーションではなく、自分で読んで答えを書くので、しっかりと記憶に残ります。(流し見や、適当に答えを選ぶことができない)
わからない問題は、さかのぼって調べなくてはいけません。自分でわからない箇所を探して調べるって、とても身につきますよね。その習慣が子供の頃からつくというのは長い目でみてプラスになります。

子供の理解度がわかる
親がマル付けをするご家庭が多いと思うので、学校の勉強でどこが苦手なのかを知ることができます。
分かっていない箇所を親が理解することで、そこを見逃すことなく学習をすすめると苦手の蓄積も減るでしょう。また、一緒に復習したり教えたり、親子のコミュニケーションの時間にもつながります。

紙教材のデメリット
しっかりと知識が身につく反面、デメリットもあります。デメリットをみてみましょう。
- 紙の教材が毎月どんどん増える
- 子供だけでできない
- 勉強感がでる
紙の教材は、マル付けがあるため低学年では子供だけで進めることができません。(低学年は他者からマルや花マルをもらうとモチベーションがあがる)共働きで忙しく、親のやる気がある時でないとなさなか進まず、教材が溜まってしまいます。
アニメーションや楽しめるようなコンテンツはないので、塾の授業中のような勉強感がでてしまい、勉強をさせられている感じになってしまうことがデメリットです。
子供よりも親次第
正直、子供が喜ぶのはタブレット学習でしょう。タブレットで勉強というだけで子供は喜ぶはずです。しかし、親が紙学習できちんと勉強させたいと紙教材を選んだとしても、タブレットを知らない子供はすんなりと受け入れて紙教材で勉強するでしょう。
どちらも一長一短があるので、親自身がやらせたい方を選ぶのが一番ベストではないかと思います。(あれこれ思うのは親ですから)
どのようなモチベーションで勉強してほしいか、マル付けをする時間があるかなど親自身が向いていて納得のいく方を選ぶと後悔がないでしょう。
人気の通信教育
様々な通信教育がありますが、人気の通信教育はこちらです。
- ポピー(やさしい)
- 進研ゼミ・チャレンジタッチ(ふつう)
- スマイルゼミ(ふつう)
- Z会

長男の周りで多いのは、チャレンジタッチとスマイルゼミです。
やさしい〜難しいレベル順に並べています。学校の教科書に沿った、同じぐらいのレベルで進んでいくのが進研ゼミ(チャレンジタッチ)とスマイルゼミなので、この2つの教材が人気なようです。お子様に向いている教材を選んでみてください。
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